「お伊勢さん」として親しまれる伊勢神宮は、私たち日本人のこころのふるさといわれます。
昔から一度は参拝してみたい、憧れの神宮です。
2013年式年遷宮や、2016年伊勢志摩サミットで話題になったのは記憶に新しいですね。
今回は、伊勢神宮の混雑状況2022をお届けします。
- 伊勢神宮基本情報
- 混雑する時期や混雑予想
- 混雑をリアルタイムで知る方法
- 参拝マナー
を徹底解説します。
また伊勢神宮人気の干支鈴や干支置物販売時期についてもまとめています。
伊勢神宮へお参りに行かれる方は参考にしてくださいね。
伊勢神宮の基本情報
一般に伊勢神宮と呼ばれていますが、正式名称は「神宮」です。
神宮といえば、伊勢の神宮のことなのです。
他の神宮と区別するために通称・伊勢神宮と呼ばれているのですね。
全国8万社の神社の中心となるすごいお宮でもあります!
伊勢神宮は、内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれています。
日本国民の総氏神「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀る皇大神宮があります。
2,000年の歴史があります。
衣食住の守り神である「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を祀る豊受大神宮があります。
1,500年の歴史があります。
皇大神宮や豊受大神宮をはじめとして、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。
この125の宮社全てをまとめて「神宮」といいます。
多くの神様が勢ぞろいする一大パワースポットです。
宮域には世田谷区と同じくらいの広大な森が広がっており、豊かな生態系が残されています。
神宮の自然については、神宮公式サイトから見どころなど確認できます。
住所
内宮/三重県伊勢市宇治館町1
外宮/三重県伊勢市豊川町279
参拝時間
- 1月・2月・3月・4月・9月/午前5時~午後6時
- 5月・6月・7月・8月/午前5時~午後7時
- 10月・11月・12月/午前5時~午後5時
参拝時間等詳細は神宮公式サイトからご確認ください。
伊勢神宮の混雑状況2022!季節ごとに解説
伊勢神宮は、2019年には973万人が訪れました。
近年は、新型コロナの影響で参拝者数は減少しており、2021年の参拝者数は382万人、2020年の69.1%となっています。
ワクチン接種が進んだことや、感染状況に落ち着きが見られることで、2022年は人出が戻ることが予想されます。
ちなみに、2022年初詣の参拝者数は33万人で、コロナ前の水準には戻っていませんが、2021年同時期の約2倍となっています。
- 年末年始の初詣シーズン
- ゴールデンウィーク
- 夏休みシーズン(特にお盆期間)
伊勢神宮gwや5月の混雑状況
5月は気候もよく、お出かけにぴったりのシーズンです。
伊勢神宮のゴールデンウィークは大混雑です。
参拝に時間がかかりますし、ご朱印も行列覚悟です。
周辺道路の渋滞と駐車場は待ち時間は想定しておいたほうがよいでしょう。
外宮から内宮まで車での移動に1時間くらいかかったとの口コミもありました。
登山口の駐車場などとちがって1日中停めるということではないので、回転ははやいようです。
後述の駐車場リアルタイム情報を利用し、入れそうなところに停めるようにしましょう。
混雑を避けるためには早朝参拝がおすすめです。
パーク&バスライド(詳細後述)や公共交通機関の利用も検討してみてくださいね。
伊勢神宮お盆の混雑状況
夏休みシーズンは、全国から参拝者が訪れ混雑します。
特に混雑するのは、8月中旬のお盆休みです。
混雑を避けたい方はお盆休みは避けたほうがよいでしょう。
早朝がおすすめです。
伊勢神宮紅葉季節の混雑状況
伊勢神宮の紅葉は例年11月下旬から12月上旬にかけて見頃となり、土日祝を中心に混雑します。
特に五十鈴川沿いの紅葉を見にいらっしゃる方が多く、宇治橋を背景にした撮影スポットは混雑します。
また、周辺道路の渋滞や駐車場の混雑が想定されます。
伊勢神宮が一番混雑する時期について
伊勢神宮が一番混雑するのは、何といっても年末年始です。
年末年始
例年、三が日で約60万人が参拝します。
12月31日/5:00~終日
1月1日~4日/終日
1月5日/ 0:00~20:00
1月6日/ 5:00~20:00
1月7日以降/5:00~18:00
※2022年初詣の参拝時間です。変更になることもありますので最新情報をご確認ください。
参拝のピークは、大晦日22時頃~元日3時頃までです。
また三が日は、混雑覚悟でお参りしましょう。
伊勢神宮が空いている時間帯
空いているのはやはり平日です。
また休日は混雑しますが、雨の日は空いています。
10時頃~14時頃
平日であっても、毎月1日は朔日参り(ついたちまいり)のため、早朝から混雑します。
早朝がおすすめ
混雑する前の早朝に参拝するのがおすすめです。
時期にもよりますが、独り占め状態でお参りできます。
昼間とは違った、厳かな雰囲気だよ!
冬至の前後(11月下旬~1月下旬)は、内宮宇治橋大鳥居の中央に日の出を見ることができます。
冬至の日は特に混雑していますが、一度は拝みたい神秘的な光景です。
閉門時間の少し前
参拝客が帰り始める夕方~閉門前の時刻もねらい目です。
閉門時間は季節により変更になりますので、ご注意ください。
伊勢神宮の混雑状況をリアルタイムで知る方法は
伊勢神宮は内宮と外宮に分かれていることから、混雑時は移動がスムーズにできるかも心配になりますよね。
少しでも楽にお参りできるように、伊勢もうでのサイトが充実していますので利用しましょう。
伊勢市の道路状況を知るには
らくらく伊勢もうで公式サイトウェブカメラ「伊勢市の様子」をチェック
伊勢市内に14台のカメラを設置し、リアルタイムで道路の混雑状況が一発でわかります。
マップも掲載されていてわかりやすい!
神宮内の混雑状況を知るには
- ヤフーリアルタイム検索
- グーグルマップの混雑状況
①ヤフーリアルタイム検索
検索窓に「伊勢神宮 混雑」などのワードを入れると、関連する最新のツイートを見ることができます。
②グーグルマップの混雑状況
グーグルマップで検索をすると、場所に関する情報の下にライブの混雑状況が棒グラグで表示されます。
伊勢神宮アクセスと駐車場
伊勢神宮へのアクセスは以下のとおりです。
車でのアクセス
車でのアクセスマップです。
駐車場情報はらくらく伊勢もうで駐車場案内をチェック
駐車場の場所と、満空情報がわかります。
パーク&バスライド
パーク&バスライドは、交通渋滞緩和のため、伊勢神宮へ向かう車を「県営サンアリーナ」周辺の臨時駐車場へ誘導し、シャトルバスで外宮周辺・内宮周辺へ送迎する取り組みです。
混雑が予想される時期に実施されます。
シャトルバスは無料ですが、駐車整理料金が1台1,000円かかります。
ゴールデンウィークは3年ぶりにパーク&バスライドが実施されます。
パーク&バスライドや交通規制の詳細は、らくらく伊勢もうで公式サイトよりご確認ください。
公共交通機関でのアクセス
伊勢神宮への公共交通機関で行かれる方はアクセスマップを参考にしてください。
公共交通機関でのアクセスは以下のとおりです。
【外宮へのアクセス】
・JR・近鉄「伊勢市」駅より徒歩約5分
・近鉄「宇治山田」駅より徒歩約10分、路線バス約5分
【内宮へのアクセス】
・外宮から路線バスで約20分
・「伊勢市」駅から路線バスで約20分
・近鉄「五十鈴川」駅より路線バスで約6分
伊勢神宮参拝のマナー
最後に伊勢神宮参拝のマナーをご紹介します。
せっかくお伊勢さんに行くのですから、正しく参拝したいですね。
参拝のマナー
- なるべく両宮を参拝しましょう。(両宮行かれない場合は内宮へ)
- 外宮から先に参拝してから、内宮を参拝するのがしきたりです。
- 御正宮へ向かう際は、外宮が左側通行、内宮は右側通行です。
- 鳥居の前では一礼しましょう。
- 参拝は、「二拝二拍手一拝」です。
- 内宮の御正宮・皇大神宮、外宮の御正宮・豊受大神宮では、まず日頃の感謝の気持ちを伝え、「世界平和」などの個人的でない願い事が推奨されています。
- 個人的なお願い事はお賽銭箱のある別宮でするようにしましょう。
- 常識的な服装で。あまりだらしない格好にならないように注意したいですね。
- 神宮内のご神木には触らないようにしましょう。
まとめ
伊勢神宮混雑状況2022をお届けしました。
しばらく外出をがまんしていたので、みなさんおでかけしたいですよね。
伊勢神宮も、近年はコロナの影響もあり参拝客が減少していましたが、今年は混雑が予想されます。
- 周辺道路と駐車場は混雑が予想されます。
- ウェブカメラや駐車場のリアルタイム情報などを活用しましょう。
- パーク&バスライドや公共交通機関の利用が推奨されています。
- 早朝や夕方の参拝は、空いていておすすめです。
お参りをしたあとは、いざ「おかげ横丁」へ。
伊勢の旅を楽しみましょう!
コメント