諏訪大社は、諏訪湖周辺に4つのお宮をもつ神社です。
長野県を代表するパワースポットで、初詣には、全国からも多くの参拝客が訪れます。
諏訪大社の初詣に屋台は出るのかについて調べました、
初めて諏訪大社参拝に行く人に向けて、役立つ情報み詳しく解説しているので
「4つもお宮があると、どちらをお参りしていいかわからない!」という方もぜひ最後までご覧ください。
※2025年の初詣については、公式サイトで最新情報をご確認のうえお出かけください。
ひと目でわかる諏訪大社の基本情報
住所 | 上社本宮/長野県諏訪市中洲宮山 1 上社前宮/長野県茅野市宮川2030 下社秋宮/長野県諏訪郡下諏訪町5828 下社春宮/長野県諏訪郡下諏訪町193 |
参拝時間 | 24時間 |
御祭神 | 建御名方神(たけみなかたのかみ) 八坂刀売神(やさかとめのかみ) 八重事代主神(やえことしろぬしのかみ) |
最寄り駅 | 上社/JR「上諏訪」駅、JR「茅野」駅 下社/JR「下諏訪」駅 |
お問い合わせ | 上社本宮0266-52-1919 下社秋宮0266-27-8035 |
㏋ | http://suwataisha.or.jp/index.html |
諏訪大社初詣2025の屋台について
諏訪大社の初詣では、例年多くの屋台が出店されます。
境内や周辺のエリアに並ぶ屋台では、定番のたこ焼きや焼きそば、甘酒といった定番メニューがメインです。
ただし、屋台の出店状況はその年により変わる場合もあるため、お出かけの前に最新情報を確認すると安心です。
屋台を目的に楽しみたい方は、上社本宮がおすすめです。
上社本宮では、正面入り口の鳥居から参道に屋台が並びます。
4社の中でも、屋台の出店が多く、屋台であれこれ食べながら新年をスタートさせたい人におすすめです。
下社秋宮でも、秋宮前の参道に続く道路が車両通行止めの歩行者天国となります。
歩行者天国の期間は、両脇に屋台がずらりと出店されるため、下社もおすすめですよ。
諏訪大社上社の初詣屋台はいつからいつまで
上社の屋台は、例年通りだと12月31日~1月5日or6日までとなります。
2023年の初詣では、5日でも屋台が出ていました。
2024年も31日~5日までは屋台も確実ではないでしょうか。
上記期間は、大混雑する日になりますが、お正月気分を味わえるでしょう。
諏訪大社下社秋宮の初詣屋台はいつからいつまで
屋台の出店は、例年通りだと2025年も歩行者天国期間の12月31日〜1月3日までと予想します。
1月3日の午後になると、屋台の店じまいをしている場合も多く、屋台を楽しみたい人は31日~3日の午前中に行くと良いですね。
※当日の状況により、屋台が出ない場合もあるため、最新情報はTwitterやSNSを使って確認しましょう。
屋台メニューの一例
- 玉こん
- 唐揚げ
- 焼きそば
- ネギ焼き
- 牛串
- 鴨そば
- たこ焼き
- お好み焼き
- おやき
- 団子
- りんご飴 など
諏訪大社初詣の駐車場について
諏訪大社では、4宮それぞれに参拝者専用無料駐車場があります。
初詣期間中は、周辺に臨時駐車場が開設され、交通規制も合わせて行われます。
駐車場の場所や侵入経路については、「交通規制マップ」を参照してください。
上社駐車場
諏訪大社専用駐車場は通常は無料で利用できますが、本宮の駐車場のみ初詣期間中有料となります。
上社本宮専用駐車場は、北参道側と東参道側にあります。
東参道側の駐車場は、大晦日から元日は交互通行となりますのでご注意ください。
上社前宮専用駐車場は以下のとおりです。
上社周辺の臨時駐車場と交通規制については、「交通規制マップ」を参考にしてください。
【交通規制マップ】
臨時駐車場は以下のとおりです。
下社駐車場
秋宮駐車場は以下のとおりです。
秋宮駐車場は、交通規制期間中は利用できなくなりますのでご注意ください。
下社春宮駐車場は1か所あります。
初詣期間中は、「交通規制マップ」を参考に、臨時駐車場に停めるようにしましょう。
【交通規制マップ】
臨時駐車場は以下のとおりです。
毎年、駐車場は変わりませんが、2024年初詣の交通規制、臨時駐車場については、最新情報をご確認のうえお出かけください。
諏訪大社初詣の参拝時間
諏訪大社は、4宮とも24時間開門しています。
屋台はもちろん、新年からの参拝は気持ちがいいですよね。
授与所の時間は以下のとおりです。
通常時期
上社前宮/9:00~16:30
下社春宮/8:30~16:30
上社本宮・下社秋宮/8:30~17:30
初詣期間
12月31日~1月1日17時頃
1月2・3日/8時~17時頃
(参拝者の状況で、開設時間変更の可能性があります。)
お札やお守りの種類は4宮とも基本的には同じです。
ただし
- 「龍蛇絵馬(りゅうじゃえま)」は上社でのみ授与。
- 「開運鈴守」、「薙鎌守(なぎがままもり)」、「心身健全守」は上下社でデザインが異なります。
- 御朱印は4宮すべて違います。
お守りの種類や年末年始の営業時間は、諏訪大社公式サイトからご確認ください。
諏訪大社の初詣!上社・下社どっちがいいの?
諏訪大社はパワースポットでもあり、信州を代表する有名な神社のため、どっちに行けばいいのか迷ってしまいますが、結論どちらでも大丈夫です。
上方、下方から名前がついたとの説もあります。
行きやすいお宮、行きたいお宮を参拝しましょう。
諏訪大社の豆知識
諏訪大社は上社(前宮・本宮)と下社(春宮・秋宮)の二社四宮からなります。
- 信濃國一之宮であり、
- 全国に1万社以上ある諏訪神社の総本社であり、
- 国内で最も古い神社の一つ
創建は、古事記の「国譲りの神話」までさかのぼります。
社殿の四隅に「御柱(おんばしら)」と呼ばれる木柱が建てられているのも諏訪大社の特徴です。
御柱は、寅と申の年に建てられます。(式年造営御柱大祭)
- 建御名方神(たけみなかたのかみ)
- 妃神の八坂刀売神(やさかとめのかみ)
- 兄神の八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)
兄神の八重事代主神は、下社に配祀されています。
建御名方神は、往古より水と風を司り、信濃國を開拓された力の強い神さまです。
農業、産業、航海の守り神として信仰されています。
建御名方神は、大国主神(おおくにぬしのみこと)の御子神であり、また御夫婦でお祀りされているので、
- 縁結び
- 子授け
- 安産
- 家内安全
のご利益があるとされています。
その他、
- 商売繁盛
- 厄除け
- 起業成功
- 必勝
- 心願成就
の祈願も多く行われています。
諏訪大社の上社・下社の違い
諏訪大社の4つのお宮をご紹介します。
諏訪大社の大きな特徴として、本殿を持たず、自然そのものを御神体とすることが挙げられます。
諏訪大社に出かける前に、歴史などを知っておくと参拝も楽しくなりますよ。
上社
上社の御神体は、神体山(守屋山)です。
【上社本宮】
JR中央線「上諏訪」駅から東南へ6キロ、神体山の山麓に鎮座しています。
御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)です。
神体山を排するための独特な社殿配置が特徴です。
幣拝殿と片拝殿のみで本殿を持たない、「諏訪造り」という独持の様式。
徳川家康が造営寄進したという「四脚門」(別名:勅使門)など貴重な建造物が数多く残り、6棟が国の重要文化財に指定されています。
式年造営御柱大祭で建て替える宝殿を間近で拝することができます。
/
【上社前宮】
高台で豊富な水や日照を得られる場所に鎮座しています。
御祭神が最初に居を構えられた諏訪信仰の発祥の地とされ、パワーが最も感じられるお宮ともいわれます。
御祭神は八坂刀売神(やさかとめのかみ)です。
現在の社殿は昭和7年、伊勢の神宮の御用材で建てられました。
前宮は4宮で唯一、4本すべての御柱に近づくことができます。
/
下社
下社は、御神木(春宮は杉・秋宮はイチイ)を御神体としています。
御祭神は秋宮、春宮ともに
- 建御名方神(たけみなかたのかみ)
- 八坂刀売神(やさかとめのかみ)
- 八重事代主神(やえことしろぬしのかみ) です。
上社との違いは、御夫婦の神さまと、御兄弟の神さまが揃っていらっしゃることです。
また、下社の神さまは年2回お引越しをされます。
神さまがお遷りになる儀式を「遷座祭」といい、2月1日と8月1日に行われます。
神さまがいらっしゃる時期
- 2月1日~7月31日/ 春宮
- 8月1日~1月31日 /秋宮
初詣期間中、神さまがいらっしゃるのは秋宮です。
1宮のみお参りする方は、秋宮に行かれるのがよいでしょう。
【下社秋宮】
JR中央線「下諏訪」駅の東北約1km、旧中仙道と甲州街道の分岐点の要所に鎮座しています。
立派な注連縄をつけた神楽殿は、三方切妻造りで天保6年(1835年)立川和四郎二代目富昌の作です。
神楽殿の両脇に従う青銅製の狛犬は、日本最大といわれています。
幣拝殿、左右片拝殿、神楽殿は重要文化財に指定されています。
/
【下社春宮】
秋宮から西へ1kmの位置で、旧中仙道沿いに鎮座しています。
大隅流宮大工たちの手による、獅・、鶏・竹・龍などの社殿の彫刻は見事。
幣拝殿、左右片拝殿は重要文化財に指定されています。
境内西方を流れる「砥川(とがわ)」に浮かぶ浮島は、どんな大水にも沈まないといわれています。
また周辺にある「万治の石仏」は、芸術家岡本太郎が大絶賛したことで有名です。
春宮から5分ほどのところにありますので、ぜひ立ち寄りたいですね。
/
諏訪大社の上社下社参拝はどちらから
お参りの順番に特に決まりはありません。
お参りしやすいお宮から行かれるのがよいでしょう。
車がないと4宮を一日で回るのはとても大変です。
上社と下社を分けて、2宮づつお参りするのがおすすめです。
電車で行かれる方は、下社がアクセスしやすいですよ。
四社まいり
もし「四社まいり」をするのでしたら、御朱印を集めるようにしましょう。
4宮の御朱印を集めると、最後の神社で記念品がもらえます。
【四社まいりの交通案内】
記念品は、時期により変わるようです。
諏訪大社初詣の混雑状況!来訪者数は?
4宮の初詣参拝者数は以下のとおりです。
上社本宮 | 約20万人 |
上社前宮 | 3万人以下 |
下社秋宮 | 約15万人 |
下社春宮 | 3万人以下 |
屋台の出店のある、「上社本宮」と「下社秋宮」が混雑します。
混雑している雰囲気が苦手な方は、「上社前宮」がおすすめです。
混雑状況
地元には、「二年参り」という参拝の風習があります。
二年参りとは、大晦日の夜に参拝した後、一度帰宅してから改めて参拝をする方法です。
二年参りをする方が多いため、大晦日夜から元日の朝の時間帯は混雑します。
上社前宮・下社春宮は、混雑が少ないようです。
上社本宮・下社秋宮
- 大晦日から元日朝まで混雑します。
- 三が日は、早朝時間帯、または夕方以降の参拝がおすすめです。
早朝時間帯は、8時を過ぎると混雑しますので、その前に参拝するようにしましょう。
元日の昼過ぎ、一番混雑している時間帯の上社本宮参道の様子です。
下社秋宮の元日の様子です。
元日は、夕方まで混雑しています。
まとめ
諏訪大社初詣の情報をお届けしました。
諏訪大社は4つもお宮があって、少し複雑でしたね。
「どちらをお参りしたらいいかわからない!」という方へ、おさらいです。
まず、電車で行かれる方は、
- 「下諏訪」駅で下車して「下社」2宮を参拝しましょう。
- 下社のうち1宮のみ参拝する場合は、その季節に神さまがいらっしゃるお宮を参拝しましょう。
初詣で屋台に行きたい方は、
- 「上社本宮」か「下社秋宮」を参拝しましょう。
混雑を避けたい方は、
- 「上社前宮」がおすすめです。
御朱印を集めると記念品がもらえます。
ぜひ「四社まいり」にも挑戦してみましょう。
コメント