春にネモフィラが咲き乱れていたひたち海浜公園「みはらしの丘」には、現在モフモフしたかわいらしいコキアが生育中です。
こんもり丸いコキアが並んでいる光景はどことなくユーモラスで、一度見たら忘れられないですよね。
今にもみんな一斉に行進をはじめそうです。
- ひたち海浜公園コキア2022の見頃など基本情報
- コキア開花時期の混雑状況
- ひたち海浜公園コキア渋滞について
- ひたち海浜公園コキア2022ライトアップについて
- ひたち海浜公園コスモスについて
- ひたち海浜公園営業時間や基本情報
ひたち海浜公園コキアは、夏から秋にかけて長い期間楽しめます。
本記事を参考に、ぜひ一度お出かけになってくださいね。
ひたち海浜公園のコキア2022の見頃について
ひたち海浜公園のコキアは、ネモフィラでも有名な「みはらしの丘」約1.9haに、約33,000本植えられています。
ひたち海浜公園の公式サイトより、コキア2022の見頃が発表されました。
詳しくは、以下の公式Twitterより確認できます。
コキアの植え付けは、6月中旬より行われました。
夏の日差しをたっぷり浴びて、まるで刈込を行ったように丸く整った形に成長しています。
緑、赤、黄金色、グラデーションと、時期により様々な表情をみせてくれるのも魅力です。
【ひたち海浜公園コキア基本情報】
住所 | 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 |
開園時間 | 9:30〜17:00 (9/1〜10/31) 10月の週末は、早まる可能性があります。 |
休園日 | 毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日) 10月1日〜10月31日は毎日開園 |
入園料金 | 大人(高校生以上)450円 シルバー(65歳以上)210円 |
参加料 | 250円(コキアの見頃時期に別途必要) |
無料入園日 | ・10/1、10/8(全員) ・9/19(65歳以上のみ) |
お問い合わせ | 国営ひたち海浜公園ひたち公園管理センター 029-265-9001 |
㏋ | https://hitachikaihin.jp/ |
/
コキアの見頃
夏の美しい緑、秋の真っ赤な紅葉など、コキアは季節により何度も見頃を迎えます。
それぞれの見頃時期は、以下のとおりです。
その年の気象条件により、見頃時期は変動します。
- 緑コキアの見頃/7月中旬~9月下旬
- 緑と赤のグラデーション/10月上旬
- 赤コキア/10月中旬
- 黄金のコキア/10月下旬
①緑コキア
ライトグリーンで、かわいらしい形のコキアは夏の日差しを浴びてぐんぐん育ち、みはらしの丘を埋め尽くします。
見ているだけで、もりもりと元気がわいてきそうな光景です。
②緑と赤のグラデーションコキア
70㎝ほどに成長したコキアは、頭の方から徐々に赤く染まっていきます。
日々変わっていく色のバリエーションが楽しめる時期です。
③赤コキア
10月中旬になると、コキアは真っ赤になります。
真っ青な秋空の下ではもちろん、夕暮れ時のコキアも本当に美しいですね。
コスモスとのコラボレーションも見られるようになります。
④黄金のコキア
10月下旬になると、真っ赤だったコキアは色が抜け、赤と茶色のグラデーションとなります。
まるで、暖色系の羊毛フェルトを丸めたみたいです。
黄金色のコキアも美しいです。
2021年は11月8日まで楽しむことができました。
コキアについて
コキアは、ヒユ科(旧アカザ科)ホウキギ属の一年草です。
原産地はアジアで、中国から渡来したと考えられています。
和名はホウキグサといい、実際に茎を乾燥させて箒を作っていました。
コキアの果実を加工したものが、秋田特産で有名な「とんぶり」です。
(ひたち海浜公園のコキアは観賞用品種です。)
コキアの生育状況の確認方法
コキアの生育状況は、ひたち海浜公園公式サイトで確認できます。
追記(10/2)
ひたち海浜公園公式サイト「2022年コキア紅葉状況」が更新されました。
また、2020年に360度カメラで撮影した成長記録を見ることができます。
コキアがどのように生育していくのかがよくわかり、お出かけの計画の参考になりますよ。
コキアカーニバル
ひたち海浜公園では、コキアの紅葉時期に合わせ「コキアカーニバル」が開催されます。
2022年「きて みて さわって コキアカーニバル」
開催期間/ 10月1日(土)〜30日(日) 期間中毎日開園
イベント等詳細は、ひたち海浜公園公式サイトをご確認ください。
ひたち海浜公園コキア2022紅葉時期の混雑状況
コキアが紅葉する10月は、週末や祝日を中心に大混雑となります。
特に混雑が予想される日
無料入園日/10/1(土)・10/8(土)
3連休/10/8(土)~10/10(月)
見頃のピーク/10/15(土)・10/16(日)・10/22(土)・10/23(日)
10月1日~10月31日は、毎日開園していますので、なるべく平日に行くようにしましょう。
開園時間の変更に注意
例年、混雑がピークとなる10月の週末には、開園時間の変更があります。
(参考)2021年の開園時間の変更
実施日
2021年10/16(土)・17(日)・23(土)・24(日)
駐車場開場/8:00
開園時間/8:30
2022年についても、開園時間、駐車場の開場時間が早まる可能性が高いので、必ず公式サイトで確認するようにしましょう。
開園の早まる日は確実に混雑しますので、駐車場の開場時間の前には到着するなどの対策が必要です。
例年、公式サイトでは混雑予想カレンダーも掲載されますので、そちらも参考にしてくださいね。
ひたち海浜公園コキア渋滞について
ひたち海浜公園へ行かれる方は、周辺道路の渋滞に注意が必要です。
春のネモフィラ時期も大渋滞となりますが、コキアの時期も同じような状況となります。
高速を降りてから駐車場まで3時間かかることもしばしばあります。
前述の混雑が予想される日は、特に対策が必要です。
見頃の10月20日前後は、平日でも渋滞します。
なるべく、公共交通機関を利用しましょう。
渋滞を回避するには
渋滞が始まってしまうと、終日解消されることはほぼありません。
混雑が予想される日にお出かけの方は、情報をチェックし、渋滞をなるべく避ける対策をしましょう。
混雑や渋滞を知る方法
- ひたち海浜公園駐車場公式Twitter
- グーグルマップ交通状況
- Yahoo!リアルタイム検索
上記「ひたち海浜公園駐車場公式Twitter」は、駐車場の空車状況が随時わかるので便利です。
フォローしておき、こまめにチェックするようにしましょう。
渋滞の回避方法
- 駐車場開場前に到着するようにする(なるべく早く退園する)
- 迂回ルート※を利用する
- 公共交通機関を利用する
【※迂回ルートについて】
渋滞している時は、「ひたち海浜公園IC」「ひたちなかIC」の利用を避けるようにしましょう。
駐車場入り口から、「ひたち海浜公園IC」「ひたちなかIC」まで渋滞で動かなくなります。
「ひたち海浜公園IC」のひとつ先の「常陸那珂港IC(区間無料)」を降りて西駐車場を利用するのがおすすめです。
「ひたち海浜公園IC」の利用は要注意!出口から動かなくなります。
ひたち海浜公園コキア2022のライトアップはある?
ひたち海浜公園では、8月下旬にコキアのライトアップを行っていましたが、2022年のライトアップは中止となりました。
ライトアップは、2020年、2021年も中止となっています。
来年こそは、美しいライトアップコキアが見たいですね。
秋のひたち海浜公園はコスモスも人気
コキアが真っ赤になる頃、みはらしの丘ではコスモスも見頃を迎えます。
真っ赤なコキアと満開のコスモスは圧巻です。
コスモスの開花時期や見頃
コスモスの見頃は以下のとおりです。
コスモス見頃
10月上旬~中旬
場所/みはらしの丘ふもと、大草原フラワーガーデンほか大草原周辺
また、みはらしの丘に隣接した「みはらしの里」では、可憐なソバの花も満開となります。
コキア、コスモスと合わせてお楽しみくださいね。
ソバの見頃
10月上旬~中旬
ソバ、コスモス、コキア、青空の見事なコラボレーションです。
ひたち海浜公園の営業時間や基本情報
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸にあります。
もとは、陸軍の水戸飛行場(前渡飛行場)やアメリカ軍水戸射爆撃場として利用されていた地域でした。
1973年(昭和48年)に日本国政府に返還され、「首都圏整備計画」の一環として整備されました。
約200haの広大な敷地の園内には、季節折々の美しい花が咲き乱れます。
プレジャーガーデン(遊園地)、バーベキュー広場、アスレチック広場、サイクリングコースなど施設が充実していて、一日中楽しめます。
コキアを見たい方は、「西口・翼のゲート」が便利です。
ひたち海浜公園の利用情報
ひたち海浜公園の利用情報は以下のとおりです。
開園日・開園時間/ひたち海浜公園公式サイト参照
入園料
大人(高校生以上)/450円
シルバー(65歳以上)/210円
中学生以下は無料です。
参加料/250円(ネモフィラ・コキアの見頃時期※に別途必要)
※春季:4月16日(土)~5月5日(木・祝)、秋季:10月中旬の10日間程度
(期間は、花の生育状況等により決定します)
無料入園日(駐車場料金等は別途必要)
・5月15日(日)
・9月19日(月・祝)(65歳以上の方のみ)
・10月1日(土)
・10月8日(土)
年間パスポートもあります。
その他詳細は、ひたち海浜公園公式サイトでご確認ください。
駐車場
ひたち海浜公園には3カ所の駐車場があります。
混雑時以外は、行きたいエリアに応じて駐車場を選ぶようにしましょう。
駐車台数/西駐車場(約1,500台)、南駐車場(約2,000台)海浜口駐車場(約350台)
駐車料金(1日)
普通車 520円
二輪車 260円
年間パスポート提示による割引もあります。
詳細は公式サイトよりご確認ください。
アクセス
公共交通機関でのアクセスは以下のとおりです。
【アクセスマップ】
【JR「勝田」駅から】
・路線バスで「海浜公園西口」まで15分、または「海浜公園南口」まで20分
【ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦」駅から】
・「スマイルあおぞらバス那珂湊コース 」で「海浜公園西口」下車約10分
・「海浜公園南口」まで徒歩約20分
・無料シャトルバス※
【※無料シャトルバスについて】
コキアの見頃に合わせ、例年「阿字ヶ浦」駅から「公園海浜口」までの無料バス(コキアシャトルバス)が運行しています。
(参考)2021年無料シャトルバス概要
運行日/10/2(土)~11/7(日)の土日祝日
運行区間/阿字ヶ浦駅~国営ひたち海浜公園海浜口
運行時間/9時~17時の時間帯(11月は最終便早まります)
詳細は、9月以降となります。
お得な切符の情報等、合わせてご確認ください。
車でのアクセスは以下のとおりです。
【東京・宇都宮方面から】
北関東自動車道~常陸那珂有料道路
「ひたち海浜公園IC」すぐ
【いわき・仙台方面から】
常磐自動車道
「日立南太田IC」より約15km
「東海スマートIC」より約13km(中型車・大型車・特大車は利用できません)
まとめ
ひたち海浜公園コキア2022を紹介しました。
6月に丁寧に手植えされたコキアは、夏の日差しを浴びて元気いっぱい。
9月以降、いよいよ秋色に変身です。
ひたち海浜公園「みはらしの丘」で、皆さんも季節の移ろいを感じてみませんか。
コメント