いつ見ても、どの方向から見ても、美しいお城です。
姫路城(別名・白鷺城)は、今や国内だけでなく世界から愛される名城ですよね。
①姫路城の混雑状況2024を目的別に解説
・平日
・土日
・年末年始
・GW
・桜
・紅葉
②駐車場
③混雑する時間帯にスムーズに見学するには
④ライブカメラ
⑤姫路城基本情報
本記事では、姫路城の混雑状況やリアルタイムで混雑を確認する方法について詳しく解説します。
特に混雑時期に行かれる方に向けて、少しでも楽に見学する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
姫路城の混雑状況と予想カレンダー
城郭のなかでも人気が高い姫路城は、シーズンによっては大変な混雑となりますが、混雑予想カレンダーがありますのでとっても便利なんです!
「2024年混雑予想カレンダー」を見れば、おおよその混雑具合がわかるので、ぜひこちらを確認してからスケジュールを立ててみてください。
混雑カレンダーを見てもわかる通り、三連休の中日や、GW、お盆は大混雑となっています。
また、12/11は無料で入場できるため、平日でも大混雑予想日となっています。
【特に大混雑する日は以下のとおり】
・無料入城日(1月1日・12月11日)
・4月初旬の週末
・GW
・お盆期間の週末
・3連休
通常は1時間半~2時間で見学できますが、混雑時は待ち時間で2~3時間かかってしまうこともあります。
秋の3連休は、観光するにはベストシーズンのため、混雑しやすい時期です。
姫路城は、2015年竣工の大天守保存修理工事以降混雑していましたが、近年落ち着いてきています。
姫路城の混雑状況 平日
平日の姫路城は空いています。
ただし、
・学校の休み期間や、
・遠足・修学旅行シーズンである4、5、10月
などは混雑する日もあります。
姫路城の混雑状況 土日
混雑予想カレンダーによると、週末で特に混雑するのは、春〜秋にかけてです。
・3月
・4月
・お盆期間中
・9月下旬~11月
12月以降の冬季期間は、土日でも比較的空いている日もあります。
やはり寒いため、外出する人も減るのでしょう。
姫路城の混雑状況 年末年始
元日は例年入城無料になるため、大混雑です。
2021年、2022年は、感染防止のため無料開放は中止となり、有料公開となりました。
2023年については、最新情報をご確認ください。
元日の開城時間は
8:30~17:00(入城は16:00まで)
1月は、中旬以降は週末も含めて空いているのでねらい目です。
暖かくして出かけましょう
城内は足元が冷えるので注意です。
感染対策でスリッパの貸し出しを中止していますので、厚手の靴下や、室内履き(できれば靴袋)を持っていきましょう。
姫路城の混雑状況 桜の時期
姫路城には、約1,000本の桜があり、「さくら名所100選」にも選ばれています。
ソメイヨシノ、シダレザクラが咲き乱れ、真っ白な城郭とのコラボレーションは圧巻です。
桜の時期は、姫路城内・周辺は大混雑です。
見頃時期は、ウェザーニュース「姫路城の桜情報」をチェック
(例年の見頃は3月下旬~4月上旬です。)
開城時間が繰り上がることもありますので、公式サイトを確認しましょう。
三の丸広場(無料エリア)、西の丸庭園、内堀沿いはおすすめお花見スポットです。
姫路城の混雑状況 GW・ゴールデンウィーク
GWの姫路城は、大混雑です。
覚悟して早めに出かけましょう。
車の方は、開城前に入庫するようにしましょう。
姫路城の混雑状況 紅葉の時期
桜の時期に次いで、混雑しやすいのが紅葉シーズンです。
見頃時期は、日本気象協会「好古園の紅葉見頃情報」をチェック
「好古園」は姫路城に隣接した庭園です。
例年の見頃は、11月中旬~下旬頃です。
11月は週末を中心に混雑します。
「好古園」は紅葉の名所で、ライトアップも行われます。
【姫路城天守閣】の待ち時間について
天守閣の待ち時間や混雑状況は公式サイトから毎日確認できます。
- 入城口までの待ち時間
- 入城口から天守閣入り口まで待ち時間
公式サイトから、発信されているため、確かなる情報です。
現在の待ち時間について知りたい人は、こちらから確認しましょう。
公式サイトの下部に、入場口までの待ち時間が更新されていますので、下までページをスクロールさせてください。
姫路城の駐車場
姫路城周辺の駐車場・道路は、GWや桜・紅葉シーズン、土日祝は混雑します。
桜や紅葉シーズンは、平日でも周辺道路が入庫待ちの車で混雑します。
混雑する時期はすぐに満車となってしまいますので、開城の前に到着するようにしましょう。
姫路城周辺の駐車場
姫路城に、駐車場はありません。
周辺の駐車場情報は、「まちづくり振興機構」ホームページでも確認できます。
「大手門駐車場」は、姫路城の南にある収容台数の最も多い駐車場です。
姫路城正面入り口まで徒歩約10分です。
住所/姫路市本町68番地
営業時間/終日
利用料金
最初の3時間以内 600円
3時間以上~1日以内 900円
駐車台数/555台、大型バス45台
詳細は、こちらのサイトからご確認ください。
「姫山駐車場」は、姫路城の東にある駐車場です。
姫路城正面入り口まで徒歩約10分です。
住所/姫路市本町68番地56
営業時間/終日
利用料金
最初の3時間以内 600円
3時間を超えて1日以内 900円
駐車台数/246台
詳細は、こちらのサイトからご確認ください。
「大手前公園地下駐車場」は、姫路城の南東地下にある、観光・お買い物に便利な駐車場です。
姫路城正面入り口まで徒歩約6分です。
住所/姫路市本町68番地
営業時間/7:00~23:00
駐車料金
最初の30分以内 200円
最初の1時間以内 400円
以後30分ごと 150円
1日最大料金 1,200円
駐車台数/323台、大型バイク48台
詳細は、こちらのサイトからご確認ください。
「タイムズ大手前地下駐車場」は、姫路城正面入り口まで徒歩約3分です。
近くて、便利に使える駐車場です。
住所/姫路市本町7
営業時間/7:00〜23:00
駐車料金
30分200円
最大料金800円
駐車台数/153台
詳細は、こちらのサイトからご確認ください。
「イーグレひめじ地下駐車場」は大手前公園地下駐車場と地下通路で繋がっている便利な駐車場です。
姫路城正面入口まで徒歩約12分です。
住所/姫路市本町68番地290
営業時間/終日
利用料金
30分 200円
60分以降30分150円
1日の最大料金 1,200円
駐車台数/251台
詳細は、こちらのサイトからご確認ください。
「城の北駐車場」は、姫路城の北にある駐車場です。
姫路城正面入り口まで徒歩約15分です。
住所/姫路市本町68番地269
営業時間/終日
利用料金
最初の30分 無料
30分を超えて1時間以内 200円
1時間を超えて3時間以内 600円
3時間を超えて1日以内 900円
駐車台数/148台
詳細は、こちらのサイトからご確認ください。
姫路城スムーズに観光する方法
スムーズに観光するためのポイントをまとめます。
- なるべく平日に行きましょう。
- 開城直後が最も空いています。
- 登閣整理券が配布されることがあります。
- 11時すぎから14時頃が混雑します。
- 見学時間は2時間以上見積もっておきましょう。
(混雑時は、更に最大2~3時間待つこともあります。)
①土日祝日は混雑するので、平日に行くのが理想です。
②混雑する日に行く場合は、朝一を狙いましょう。
(混雑シーズンは、開城時間が早まることがあるので、公式サイトでチェックしましょう。)
③天守閣に登りたい方は、登閣整理券が配布されているかを確認。
配布状況、番号については、公式サイトで随時更新されます。
昼すぎになくなってしまうことがありますので、注意しましょう。
④朝の早い時間の場合は、
天守閣をまず見学。
10時頃までには入城したいところです。
入城が混雑時間帯になってしまう方は、
最も混雑する天守閣以外の場所を、先にじっくりと見学しましょう。
天守閣の見学時間は1時間ほどなので、15時以降に空いてくる時間帯を狙って登閣口に並びます。
開城時間は17時まで、最終入城時間は16時(夏季は1時間繰り下げ)ですので、注意しましょう。
⑤城内は広く、見どころも多いので、15時以降にすべてを回るのは大変です。
待ち時間がなくても、有料区域の全域を見て回るには2時間は確保したいところです。
余裕をもった計画をたててくださいね。
姫路城の主な見どころ
姫路城は、大天守と3つの小天守が渡櫓で結ばれた連立式天守が特徴です。
8棟が国宝、74棟が国の重要文化財に指定されています。
【見学マップ】
【菱の門】(マップ内番号/1)
安土桃山時代の様式を残した、城内で最も大きい門です。
両柱の冠木に菱の紋があることから、名前が付けられました。
【西の丸】(2)
菱の門をくぐり、左手の坂道を登ったところにあります。
天守閣の西面が見える庭園です。
桜の名所であり、夜桜会も開催されます。
【化粧櫓】(11)
百間廊下から男山を拝んだ千姫が、この櫓を休息所としたので、「化粧の間」、または「化粧櫓」と呼ばれました。
【百間廊下】(7)
千姫に仕えた侍女たちが住んでいたところで、240mほどの長い渡り廊下を見学できます。
展示もあり、千姫の波乱万丈の生涯を知ることができます。
【二の丸】(34)
敵が侵入しにくいよう、多くの門や櫓、狭い通路が配置されています。
【お菊井戸】(30)
怪談「播州皿屋敷」の登場人物、「お菊」にまつわるとされる井戸です。
【石垣 扇の勾配】(33)
敵が容易に石垣に登れないよう、上にいくほど急勾配となった石垣です。
扇を広げたような美しいカーブを描いています。
姫路城大発見アプリ(無料)を利用しよう
見どころや往時の建物、城の構造などの解説があり、面白いと評判です。
「姫路城大発見アプリ」がおすすめ
事前に「App Store 」または「Google Play」よりダウンロードしておきましょう。
つい夢中になり、充電切れの恐れあり!
モバイルバッテリーを持っていくと安心ですね。
待ち時間もきっと楽しく過ごせますよ。
姫路城の混雑状況が分かるライブカメラは
姫路城公式サイトから、ライブカメラの映像と混雑状況を確認することができます。
ライブカメラと待ち時間は
「姫路城公式サイト」をチェック
公式サイトでは
・入城口まで
・入城口から天守閣入口まで
の待ち時間が、随時更新されています。
大いに活用して、空いている時間を狙って見学しましょう。
姫路城の基本情報
姫路城は、兵庫県姫路市にあります。
1931年国宝※に指定され、1993年には奈良の法隆寺とともに、日本で初のユネスコ世界文化遺産に登録されました。
築城当時から残る最古の城郭建築のひとつで、なかでも最大の規模を誇ります。
「白鷺城(しらさぎじょう、はくろじょう)」の別名も有名です。
別名の由来については
・「鷺山」にあるところから
・白漆喰で塗られた城壁の美しさから
・お城の周りにシラサギが多く住んでいたから
・黒壁の「烏城(うじょう)」「金烏城(きんうじょう)」とも呼ばれる岡山城との対比から
など諸説あります。
2009年に着工した大天守保存修理工事が2015年に竣工。
築城当時の真っ白な姿がよみがえりました。
大人(18才~)/ 1,000円
小人(小学生・中学生・高校生)/ 300円
当日販売のみ
隣接の「好古園(こうこえん)」を見学予定の方は「共通券」を買いましょう。
姫路城入場料+50円(小人は+60円)なのでお得です。
詳細は、公式サイトからご確認ください。
【姫路城基本情報】
住所 | 兵庫県姫路市本町68番地 |
開城時間 | 9時~17時(入城は16時まで) ※夏季(7月23日~8月28日)は9時~18時(入城は17時まで) |
ライトアップ | 日没から24時頃 (設備工事のため、2022年12月12日~2023年3月24日は休止) |
入城無料日 | 1月1日・12月11日(世界遺産登録記念日) |
休城日 | 12月29日・30日 |
アクセス | 姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分 JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分 |
お問い合わせ | 姫路城管理事務所079-285-1146 |
㏋ | https://www.himejicastle.jp/ |
/
まとめ
姫路城混雑状況についてお伝えしました。
どの曜日も、開城直後が最もすいている時間となります。
大混雑する日に天守閣に登る方は、まず整理券配布の有無を確認しましょう。
混雑時間帯に入城する方は、天守閣以外の場所を先に見学し、15時以降に天守閣に並ぶのがおすすめです。
待ち時間は、公式サイトでチェックできます。
城内は広く、見どころもたくさんありますので、時間に余裕をもった計画をたてましょう。
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