仲見世通りや海の幸、絶景が楽しめる「江の島」は、神奈川県を代表する観光スポットです。
観光の途中にお参りに立ち寄った人も多いと思いますが、江島神社はついでのお参りではもったいない、とんでもなく強いパワーをもった神社です。
江島神社にどんなスピリチュアルなパワーがあるのか、気になりますよね。
本記事を読むと江島神社の知られざる魅力がわかり、きっと参拝に行きたくなりますよ。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
正式には「江島神社」ですが、本記事では「江ノ島神社」の表記も使用しています。
江ノ島神社の不思議体験を紹介
江島神社で起きた、不思議な現象をご紹介します。
パワーが強い場所なので、人によっては体調が悪くなるようです。
霊感の強い人は、休みながらゆっくり参拝してくださいね。
体調が悪くなるのは、体が浄化されているからともいわれています。
前向きにとらえるとよいでしょう。
江ノ島神社に呼ばれるとは?
江島神社を参拝した人の中には、神社に呼ばれるような不思議な体験をした人がいます。
- 無性に行きたくなる
- 神社についてよく見聞きするようになる
- 夢に出てくる
- 偶然、近くで用事ができる
「江島神社が夢に出てきた」投稿が多くありました。
「行ったことがないのに夢に出てきた」という、不思議な現象もあるようです。
また、神社に歓迎されている人は、参拝のときに歓迎のサインと思われる現象が起こることがあります。
- 風が吹く
- 神社内の動植物と遭遇する
- 突然雨が降る
江ノ島神社では、龍の形の雲に歓迎された投稿が多く見られました。
龍神様が歓迎してくれているようですね。
また、心地よい風が吹いたり、偶然動植物に出会った体験も多くありました。
カラスは神の使いとも言われていますので、追い払ったりしないようにしましょう。
神社に呼ばれたと思ったら、ぜひ参拝してみてくださいね。
江ノ島神社のスピリチュアル効果
江島神社参拝後に起きた、スピリチュアルな体験をご紹介します。
参拝を機に、物事がよい方向に向かった人がいました。
龍神様が、よい方向に導いてくれていると感じられる夢ですね。
願いが叶ってお守りがなくなった不思議な体験は、意外と多いようです。
人によって違いますが、参拝後にスピリチュアルな効果があらわれることがあります。
願い事が叶った人は、お礼参り行くとよいですね。
江ノ島神社がパワースポットな理由
ここでは、江島神社がパワースポットである理由について解説します。
- 日本三大弁財天のひとつ
- 宗像三女神を祀っている
- 弘法(こうぼう)、日蓮(にちれん )などの名僧が修行した霊場
- 五頭龍伝説の地
順番に見ていきましょう。
日本三大弁財天のひとつ
江島神社は、「日本三大弁財天」のひとつです。
弁財天は、辺津宮の隣にある「奉安殿(弁天堂)」に祀られています。
江戸時代には弁財天詣でで、江の島は大変な賑わいだったそうです。
弁財天は、七福神としても有名ですよね。
- 水の神
- 金運アップ
- 勝負運向上
- 学問・芸術
- 恋愛成就 など
江島神社は、弁財天を祀る代表的な神社で、最強のご利益が期待できます。
宗像三女神を祀っている
江島神社には、「宗像大神(むなかたのおおかみ)」とも呼ばれる、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)の三柱の女神が祀られています。
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約したときに、須佐之男命の剣から生まれた三姉妹の女神
- もとは玄界灘の安全な航行を祈願する海の神
- 海上交通の守護神であり、金運アップ・商売繁盛・芸能上達・厄除開運などのご利益
江島神社は、海上交通の守護神である宗像三女神を祀る神社です。
名僧が修行した霊場
江島神社は、古くから名僧が修行して神徳を仰いだ霊場です。
古くからある霊場には、不思議な霊力がたまっていると考えられます。
- 文武天皇四年(700年)、役小角(えんのおづぬ)という修験者が、岩屋洞窟に修験の霊場を開く
- 泰澄(たいちょう)、道智(どうち)、弘法(こうぼう)、安然(あんねん)、日蓮(にちれん )などの名僧が修行
- 弘仁五年(814年)に空海が岩屋本宮を創建
岩屋洞窟方面に行かずに帰ってしまう人が多いですが、岩屋洞窟が江島神社発祥の地です。
パワーが欲しい人は立ち寄ってみましょう。
江島神社の「岩屋本宮」は古くからの霊場であり、江島神社の中でもパワーが強い場所です。
五頭龍伝説の地
江の島は、悪行三昧で人々を苦しめた「五頭龍」が、天女に恋をして悔い改めた伝説の地です。
- 五頭龍伝説は「江島縁起」による
- 五頭龍は、5つの頭を持つ、鎌倉に住んでいた龍
- 天女が出現したのが現在の江の島
- 悔い改めた五頭龍は天女と結婚
- 五頭龍は後に海を離れ、姿を変えたのが現在の藤沢市「龍口山」とされる
- 龍口明神社(鎌倉市腰越)には、五頭龍が祀られている
弁財天は、五頭龍と結ばれた天女と考えられています。
五頭龍の伝説は、公式サイトでマンガで紹介されています。
参考:江島神社公式サイト「五頭龍と天女様」
江の島は五頭龍の伝説が残る地で、天女と五頭龍が結ばれたことから、縁結びのご利益が期待できます。
江ノ島神社の基礎知識
江島神社に参拝に行く人が、知っておきたい情報をまとめました。
- 江の島のはじまりと神社の沿革
- 絶対に行きたいパワースポット
- おすすめの参拝コース
- アクセスと基本情報
順番に解説します。
江の島のはじまりと神社の沿革
欽明天皇13年(552年)4月12日の夜から23日の朝まで大地が震動し、15童子を従えた天女が現れ、江の島ができたとされます。
- 欽明天皇の勅命で島の洞窟「御窟・おんいわや」(現在の岩屋)に神様を祀ったのが、江島神社のはじまり
- 文武天皇四年(700年)、役小角(えんのおづぬ)という修験者が、修験の霊場を開く
- 泰澄(たいちょう)、道智(どうち)、弘法(こうぼう)、安然(あんねん)、日蓮(にちれん )などの名僧が修行
- 弘仁五年(814年)に空海が岩屋本宮を創建
- 仁寿三年(853年)に慈覚大師が上之宮(中津宮)を創建
- 鎌倉時代、源頼朝が岩屋に参籠。八臂弁財天と鳥居を奉納
- 建永元年(1206年)、源實朝が下之宮(辺津宮)を創建
- 慶長五年(1600年)には徳川家康が参詣
- 江戸時代、代々の将軍たちが、病気の治癒、安産、旅行の安全などを祈願
- 慶安二年(1649年)に仏教との習合により、江島神社は「金亀山与願寺(きんきざんよがんじ)」 となる
- 明治初年の神仏分離により、「江島神社」となる
参考:江島神社公式サイト
絶対行きたいパワースポット
江島神社で、必ず参拝したいパワースポットを紹介します。
【境内マップ】
- 辺津宮(へつみや)
- 奉安殿(ほうあんでん)
- 末社・八坂神社
- 中津宮(なかつみや)
- 奥津宮(おくつみや)
- 龍宮(わだつみのみや)
- 岩屋洞窟
それぞれどんな場所なのか、SNSの投稿とともに見ていきましょう。
辺津宮(へつみや)
「辺津宮」は、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)を祀っています。
1206年、将軍・源實朝(みなもとのさねとも)が創建しました。
「茅の輪くぐり」は、八の字にくぐることで邪気が払われ、無病息災のご利益があるとされます。
奉安殿
「奉安殿」には、八臂弁財天(はっぴべんざいてん・国指定重要文化財)と、裸弁財天・妙音弁財天(市指定重要文化財)が祀られています。
日本三大弁財天に数えられる弁財天様を、忘れずに拝観したいですね。
末社・八坂神社
「末社・八坂神社」は奉安殿の隣にあります。
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)の木像が御神体です。
毎年7月に行われる八坂神社の例祭「神幸祭」は、湘南唯一の夏祭りとして賑わいます。
中津宮
「中津宮」では、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしています。
鮮やかな朱色が美しいお宮です。
「水みくじ」は、水琴窟の水につけると文字が浮き上がる、不思議なおみくじです。
奥津宮
「奥津宮」には、一番上の姉神様・田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。
拝殿の天井に描かれた「八方睨みの亀」が有名です。
龍宮(わだつみのみや)
「龍宮」は江島神社発祥の地・第一岩屋洞窟の真上に位置し、江島神社で最もパワーが強い場所とされています。
岩屋洞窟
「岩屋洞窟」は、第一岩屋と第二岩屋に分かれていて、所要時間は約20分です。
ろうそくのついた行灯の貸し出しをしていて、幻想的な雰囲気も楽しめます。
江島弁天橋まで遊覧船「べんてん丸」(運行は不定期)に乗って帰るのも、楽しいですよ。
パワーが強い奥津宮方面も、ぜひ参拝しましょう。
おすすめの参拝コース
江島神社の全お宮を参拝したい方は、辺津宮から以下の順番で回るのがおすすめです。
- 辺津宮・奉安殿・八坂神社
- 中津宮(辺津宮から徒歩約5分)
- 奥津宮・龍宮(中津宮から徒歩約10分)
- 岩屋(奥津宮から徒歩約10分)
階段が多いので、足腰に自信のない方は、頂上までエスカーを利用すると楽に参拝できますよ。
岩屋洞窟まで行く人は、エスカーに乗って体力を温存しておくのもよいですね。
- 江の島の頂上まで、徒歩で約15分かかる石段を約5分で上れる
- 上りのみの屋外エスカレーター
- 3区間に分かれる
- 全区間料金/大人360円、小学生/180円
岩屋とエスカーとシーキャンドルがセットになったお得な周遊券もあります。
周遊券は数種類ありますので、行きたい場所に応じて選びましょう。
- エスカー、サムエル・コッキング苑・シーキャンドル・岩屋/大人1,100円(通常価格・1,360円)、小学生500円(通常価格・630円)
- 販売場所/WEB・藤沢市観光センター・片瀬江の島観光案内所・江の島エスカー1区窓口
アクセスと基本情報
江島神社へのアクセスは、以下のとおりです。
- 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約15分
- 江ノ島電鉄「江ノ島」駅から徒歩約20分
- 湘南モノレール「湘南江の島」駅から徒歩約23分
- 第三京浜「保土ヶ谷」I.C
- 横浜横須賀道路「朝比奈」I.C
- 東名高速道路「厚木」I.C
【江島神社基本情報】
住所 | 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号 |
参拝受付 | 8:30~17:00 |
拝観料 | 境内無料 ・奉安殿/大人200円・中高生100円・小学生50円 ・江の島岩屋/一般500円・小学生200円 |
駐車場 | http://enoshimajinja.or.jp/access/ |
お問い合わせ | 0466-22-4020 |
㏋ | http://enoshimajinja.or.jp/ |
まとめ
江島神社の不思議体験やパワースポットについて解説しました。
- 「江島神社に呼ばれた」「不思議な体験をした」人が多い
- 日本三大弁財天のひとつ
- 御祭神は、海の守護神である宗像三女神
- 岩屋洞窟は、古くから名僧が修行した霊場
- 鎌倉幕府将軍・執権、江戸幕府将軍など、武家の信仰を集める
- パワーが強いのは、龍宮と岩屋洞窟
これまで、江の島の頂上まで行って引き返していた人も、ぜひその先のパワースポットへ、足をのばしてみてください。
江島神社の更なる魅力を発見できますよ。
石段や坂道が多いので、歩きやすい靴ででかけましょう。
途中の絶景や海の幸を楽しみながら、ゆっくりと参拝するのがおすすめです。
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